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会長挨拶

令和元年 会長就任にあたって

会長写真
 このたび、会員及び理事の皆様のご推挙により会長を拝名させていただくことになりました。副会長、常任理事の役員等の協力を得て全力を尽くす決意でおります。会員の皆様のご支援を心からお願いいたします。

 皆様もご存じのとおり、当協会は、2003年4月に道内4団体が統合して発足し、その前身である北海道ソフトウェア協会の設立からは、今年30周年を迎える歴史あるIT団体であります。諸先輩の「思い」、「考え」をお聞きし、新しいエッセンスを加えて、協会事業を実施していきたいと考えております。

 北海道のIT産業の特徴は、一つは外需。ニアショアやゲーム開発など首都圏からの受託開発案件。二つ目は内需。道内自治体や企業のシステム・ホームページなどの開発・制作案件。三つ目が輸出。外需や内需で養った知見・ノウハウ活用し、自社製品の道外販売、ライセンスビジネス、ITサービスなどとして輸出していく、こういう構図だと思います。
 外需は技術力の源泉であり、内需は道内業界課題の把握力であることから、それぞれ成長させる必要があると思います。

 北海道のIT産業は、北海道で外貨を稼げる主要産業ということを認識してもらい、地位向上を目指すということが、当協会の目的の一つであるオピニオンリーダーとしての役割だと思います。北海道は、「食」と「観光」と言われておりますが、これに「IT」を加え、「食」と「観光」と「IT」と言わせたい。数字的にも、ハードウェアである情報通信機械器具製造業等を「IT」に加えると道内製造業2位の石油製品・石炭製品製造業に匹敵する売上高、また、従業員数も2万人を超えており、北海道の主要産業を言うことができます。

 外需を増やすためには、人材確保が重要です。最新の北海道ITレポート2018では、「人材確保・育成」が最大の経営課題となっており、人材確保を最優先のテーマとして取り組んでいくつもりです。UIターンを促進し、また、学生の皆様に北海道のIT産業を目指してもらうため、ホームページ等を活用し、北海道のIT産業の魅力を積極的にPRし、また、外国人採用についても、会員企業に、積極的な情報提供等を行っていくつもりです。

 次に、内需を増やす取り組みですが、北海道の建設業、宿泊業等の業界とのビジネスマッチング、クラウドを活用した産業クラスター構想の復活、道内中小企業へのIT利活用などの取り組みを実施していくつもりです。また、当協会の会員になっていない企業への取込み、特に、スタートアップ企業への取込みに力を入れ、IoT,AIなど、より成長率の高い分野への進出を加速させ、2030年には売上高1兆円、従業員2倍を目標に、「これを目指せる業界作り」を皆様と一緒にやっていきたいと考えています。

 最後になりましたが、会員の皆様に心から敬意を表し、引き続き、ご支援賜りますようお願いして就任の挨拶といたします。

令和元年6月   ⼀般社団法⼈北海道IT推進協会  会⻑  入澤  拓也

北海道からITで未来を変える