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お知らせ
2017.01.01

平成29年「年頭のご挨拶」

新年あけましておめでとうございます。
 皆様には日頃より当協会の事業運営に格別のご理解とご支援を賜り、心から感謝を申し上げます。
 本年もなお一層のご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
昨年の北海道は新幹線の開通、ファイターズの日本一、コンサドーレJ1昇格など明るい話題が多かったと思いますが、道東を中心とした台風の影響が未だ残っている状況にあります。
また、12月には50年振りの雪害に見舞われ交通機関が麻痺をし、東京へのルートが函館経由の新幹線と言う代替手段が現実のものとなりました。
年末年始は穏やかに過ごす事が出来ましたのでこのまま穏やかな一年であります事を願っています。
 全国的には「景気回復感」のまま推移している状況の中で、地方はゆるやかに厳しさが増していると思います。
スマホ、クラウド、IoT、AIと毎年、新たなキーワードが浮上して来るIT業界ですが、道内IT業界におきましては、毎年当協会が取りまとめている北海道IT産業実態調査「北海道ITレポート2016」によりますと、平成27年度売上高は、4,213億円と3年連続で4,000億円台を維持し、平成28年度も4,300億円と増収が見込まれ順調に推移しています。しかしながらIT業界が抱える経営課題として、人材確保育成、営業力の強化、技術力の強化を過半数の企業が挙げており、この課題クリアーのための事業を従来に増して積極的に取り組んでいくつもりです。
 昨年、札幌テクノパークが30周年を迎え、「札幌バレー」待望論を感じる様になりました。我々が思っている北海道を代表するIT企業と一般の方々が思っている北海道を代表するIT企業が一致しいるのだろうか?我々の業界を学生からネガティブな印象を持たれているのではないか?と感じる所がありますが、半面、学生からすると北海道のIT企業を知らない?と言う声も聞きます。
これらミスマッチを解決していく先には「北海道バレー」を印象づける事も可能なのでは?と思います。
 益々多様化し裾野が広がってゆくIT業界において、より一層の会員拡大を図り、北海道のIT産業を牽引する業界団体として活発な活動と業界の発展に寄与することを目指して参ります。
 事業実施にあたり会員企業はもとより、道内IT企業をはじめ関係行政機関や各大学、経済団体の皆様、金融機関の皆様のご支援・ご協力を宜しくお願い申し上げます。
 皆様の益々のご活躍をお祈り申し上げますとともに、ご健勝とご発展をあわせてお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。


平成29年 元旦
一般社団法人 北海道IT推進協会 
会 長  森  正 人

北海道からITで未来を変える